注文住宅のキッチンは実用性を重視する

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住宅関連注文住宅間取り

注文住宅で、キッチンを選ぶときは長く使い続けられるかを基準に考えます。まず注文住宅で壊れやすいのが、扉です。扉の多くが中芯がパーチクルボードという木のチップを圧縮したものです。パーチクルボードは水に弱く、表面の化粧板の継ぎ目から水が侵入すると、ふやけてしまいます。

扉の表面にシミができる原因になります。水や油を頻繁に扱う扉は耐水性や耐油性に優れたものが良いです。表面の継ぎ目から芯材が見えているものは避けます。次にトップです。

注文住宅のキッチンには、ステンレス製と人造大理石製があります。ほとんど性質に違いがないので、好みで選んでも問題ありません。しかし人造大理石の場合は、「アクリル系人造大理石」でないことを確認します。アクリル系は汚れが落ちにくくなります。

換気扇はお手入れがしやすいことと十分な性能を備えている必要があります。お手入れは簡単に分解できるものが便利です。排気能力の高い換気扇はコンロで焼き物や煮炊きを行ったときに、煙や蒸気、ニオイなどを素早く外に出します。性能が不十分だと、天井や床が黄ばみ、キッチンの扉もベタベタして注文住宅が台無しになります。

そして食器洗浄機は、必ず設置するべきものではありません。食器を扱う上で衛生面を徹底することができますが、機械を導入することで、キッチンの収納スペースは狭くなります。食器洗浄機を頻繁に使わない場合は、他の設備にお金をかけた方が現実的です。

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